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学部・学科ごとの就職力ランキング!【理系】

実は、就職活動のしやすさは学部・学科によって大きく変わります。
というよりも大学で何を学んできたのか?によってかなり影響されます。
この記事では、就職活動に有利な専門分野は何か?
という観点から医歯薬系を除く各分野を眺めてみたいと思います。

最も就職力がある情報系

情報系人材は求人が半端なく多いです。
現代社会に最も必要とされているのは情報系の人材で間違いありません。

Yahoo!やマイクロソフト、富士通などのIT系超大手企業も
優秀な情報系新卒を求めて
熾烈な争奪戦を繰り広げています!

近年はIotや人工知能の開発が急ピッチで行われているため
三菱電機やパナソニックなどの電機大手までIT人材の獲得を
活発に進めており、
さらにIT人材の需要は高まっています。

そういうわけで、現在のところIT人材は深刻に不足しています。
経済産業省によるとIT系企業は

  • 現在17.1万人の不足
  • 2020年には36.9万人の不足
  • 2030年には78.9万人の不足

との調査結果を発表しているぐらい、
人が足りていません。

学部や院で情報をきっちり学んだ学生なら、
大手企業にとても入りやすくなっています。

世界の時価総額ランキングTOP3がIT系企業であるなど
時代の最先端は間違いなく情報系です。

  1. Apple
  2. Google
  3. マイクロソフト

情報系の学科は主に工学部に設置されています。
ちなみに阪大は情報が学べる学科はとても多く、
工学部電子情報学科基礎工学部情報科学科
そのほか基礎工学部システム科学科など様々な学部・学科で学べます。

[情報系とは]
情報系とはIT系とも呼ばれ、主にパソコンを駆使して
プログラムを書いたりアルゴリズムの開発を行ったりする分野のことです。
スマートホンの開発やアプリの開発、仮想通貨のブロックチェーン開発など
IT系人材の活躍の場は多岐にわたります。

[第二位!]機械・電気系は今も昔も高い就職力

工学部の機械系・電気系は以前として就職力が高いです。

近年は中国やアジア諸国の猛烈な追い上げにより
日本の製造業としての立場が下がってきていますが、
それでもトヨタなどの自動車メーカーを筆頭に
東芝やパナソニックなどの大企業が存在しています。

機電系の学生は、大学でしっかり勉強していれば
大手企業に内定がもらえる可能性が非常に高いです!

機電系の就職市場での価値は依然として高い

[第三位!]化学系も十分強い

化学系も機電系に匹敵するほど就職市場ではニーズがあります。

関関同立などの私立大学からでも
優秀な学生は普通に大企業に内定がでます。

知り合いの量子化学を学んでいた関関同立の女子学生も
ライオンに内定を貰っていました。

日本には住友化学や三井化学などを筆頭に
東ソーやトクヤマなど大手化学メーカーがたくさん
あるため、募集人数も多く
化学系の学生の求人は非常に多くなっています。

また化学系は受け皿が化学メーカーだけでなく、
製薬会社や食品会社さらには半導体メーカーなど
様々な働き口があるのが特徴です。

その他衛生局水道局などの公務員になるという手もあります。

管理人も化学系なのですが、
化学系は例え自分が大学で学んでいた分野と
会社の事業領域が直接関係なくても
ポテンシャル採用で普通に採用して貰えます。
むしろ専門が一致していないケースの方が多いです。

<参考>阪大理学研究科高分子専攻のとある研究室の進学実績
2016:積水化学, 東ソー, ブリヂストン, 伊藤ハム
2015:旭硝子, ハウス食品
2014:ブリヂストン, 化学物質評価研究機構, 浜松フォトニクス, 積水化学

化学系は企業からのニーズも高く就職率は良い

生物系・農学系は大変

化学系とは打って変わって、生物系と農学系の
就職状況は厳しいものがあります。

その理由の一つが、純粋な生物系や農学系の
企業というものが少ないためです。

バイオ系や食品系は、化学系に比べて非常に少数派であるのと、
大学での研究内容と直接マッチするわけではないので
生物系でないとダメという企業がほとんどありません。

なので生物系は製薬メーカーや化学メーカーに
就職の幅を広げることになりますが、
製薬メーカーだと募集人数が少ないことに加え
薬学部や化学系の他、医学系や工学系の学生との戦いになり
熾烈な戦いになりますし、
化学メーカーだと募集人数は多いですが
化学系出身の学生との戦いになるため
生物出身のアドバンテージを出すのが難しく苦戦を強いられます。
食品系も、募集人数が少ないことに加え他学部の学生も
受けに来るため、なかなか内定が貰えません。

そのため優秀な人材であってもランクを下げたり
あるいは公務員になったりします。

数学・物理は個人の素質頼み

数学系や物理系は金融やIT系に行く傾向にあります。
数理系の人材は、完全に個人の資質勝負です。
非常に優秀な方は、ゴールドマン・サックスなどの世界的金融会社に
就職したり、そこまでいかなくとも大手銀行に内定を貰えたりしますが、
学生の間にプログラムやアルゴリズムなど
相当勉強して優秀と認められた人材に限ります。

数学や理論物理出身者などは、教授になる以外に
専門性を直接活かせる職というのが
ほとんど存在しません。
そのため、基本的には学校の先生になる人が多いです。

ただし、物理に関しては物性を研究していた学生の場合
化学メーカーや電機メーカー、自動車メーカーなどからも
求人があります。

数学科・物理学科の学生は優秀な人材は金融やIT系へ、基本的には教員や公務員などが多い