医学科

【2018年度】東大理Ⅲ・京大医・慶應医に強い高校ランキングトップ10

東大理Ⅲ、京大医学部医学科、慶應大医学部医学科と言えば、入試の最上位に位置する大学です。
少子化とは言え、これらに合格するには質の良い教育並々ならぬ努力が必要です。
これら最難関校には、どのような高校から合格者を輩出しているのでしょうか?
この記事では、2018年度にこれらの大学に多くの合格者を輩出した高校を、大学別にランキング形式でまとめました。
(参考:プレジデントFamily)

Contents

東大理Ⅲ 合格者ランキング

まずは日本で最難関である東大理Ⅲ合格ランキングからです。

東大理三 現/浪合格者数ランキング
1位 筑波大附駒場(国立) 17人(内:浪人2人)
2位 灘(私立) 15人(4人)
3位 開成(私立) 10人(2人)
4位 桜蔭(私立) 8人(2人)
5位 麻布(私立) 4人(2人)
5位 聖光学院(私立) 4人(2人)
7位 前橋・県立 2人(0人)
7位 東海(私立) 2人(0人)
7位 洛南(私立) 2人(0人)
7位 渋谷教育学園幕張(私立) 2人(1人)
7位 栄光学園(私立) 2人(1人)
7位 片山学園(私立) 2人(1人)
7位 ラ・サール(私立) 2人(1人)

分析

筑波大附属駒場が昨年の7人から、17人に一気に増加しました。
は昨年の19人から15人へと下落し、1位の座を筑波大付属駒場に奪われました。

片山学園という高校は私は初めて聞きました。
この学校は国公立医学部医学科ランキング(現役)でも、61位にランクインしていました。

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県立前橋高校は公立なのに理Ⅲ合格者を2人も輩出する快挙。

京大医学部医学科 合格者ランキング

京大医学部 現/浪合格者数ランキング
1位 灘(私立) 22人(内:浪人8人)
2位 洛南(私立) 13人(4人)
3位 東大寺学園(私立) 11人(7人)
4位 甲陽学院(私立) 5人(1人)
4位 洛星(私立) 5人(2人)
6位 東海(私立) 4人(2人)
7位 大阪星光学院(私立) 3人(0人)
7位 智辯学園和歌山 (私立) 3人(2人)
9位 女子学院(私立) 2人(0人)
9位 堀川(公立) 2人(0人)
9位 開成(私立) 2人(1人)
9位 西京(公立) 2人(1人)
9位 広島大附属福山(国立) 2人(1人)
9位 ラ・サール(私立) 2人(1人)




分析

昨年同様、トップはで22人です。(昨年は21人)
2位も洛南で変化なしです。

一方、昨年6人合格者を輩出した白陵高校がランキングから消えました。
(今年は京医合格者数0)
また、四天王寺も昨年は3人合格者を輩出していましたが、今年は1人に減少しました。

公立勢では京都の堀川高校西京高校がランクイン。

慶應大医学部医学科 合格者ランキング

慶応大学医学部医学科は私立の最上位です。
“慶應付属高校”からの内部進学者が定員の約半数を占める点が最大の特徴です。

慶應大大医学部 現/浪合格者数ランキング
1位 慶應義塾(私立) 23人(内:浪人0人)
2位 筑波大附駒場(国立) 21人(2人)
3位 開成(私立) 20人(4人)
4位 桜蔭(私立) 19人(3人)
5位 灘(私立) 10人(4人)
6位 聖光学院(私立) 9人(4人)
7位 慶應義塾志木(私立) 8人(0人)
7位 麻布(私立) 8人(2人)
9位 慶應義塾湘南藤沢(私立) 7人(0人)
10位 慶應義塾女子(私立) 5人(0人)
10位 海城(私立) 5人(2人)
10位 洛南(私立) 5人(3人)
13位 ラ・サール(私立) 4人(1人)
13位 栄光学園(私立) 4人(2人)
15位 北嶺(私立) 3人(0人)
15位 筑波大附属(国立) 3人(0人)
15位 新潟(公立) 3人(1人)
15位 東海(私立) 3人(2人)

分析

ランキング上位校からの合格者数が、昨年より増えた印象です。

慶應義塾高(昨年22名→今年23名)、筑波大付属駒場(9名→21名)、開成(19名→20名)、桜蔭(15名→19名)、灘(6名→10名)、慶應義塾志木(8名→9名)、麻布(6名→8名)など。

慶應付属校から43名合格と、昨年より増加しました。

慶應義塾や慶應義塾志木などの”慶應付属校”からの合格は全て内部進学です。
一般入試での合格も、相当難易度は高いですが、内部進学も相応に狭き門だそうです。(成績オールAなど)
内部進学は、一般入試とはまた別のドロドロとした戦いがありそうで、それはそれで嫌ですね。

参考資料

本誌でより詳しいランキング各種分析が記載されていますので、医学部受験に興味のある生徒・ご家庭は必見です。