こんにちは。今回は、令和3年度(2021年度入試結果)の大阪大学入学者における現役・浪人の比率について見ていきたいと思います。
文系と理系の各学部ごとに見ていきます。
阪大を目指している受験生は、現役が多い学部、あるいは浪人が多い学部などの参考になるかと思います。
(注:合格者です。≠入学者)
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阪大合格者の現役・浪人比率一覧
文系編
学部 | 現役率(%) | 浪人率(%) |
文学部 | 74.5 | 25.5 |
人間科学部 | 75.2 | 24.8 |
外国語学部 | 79.6 | 20.4 |
法学部 | 77.2 | 22.8 |
経済学部 | 76.8 | 23.2 |
平均 | 76.7 | 23.3 |
合計で100%にならないのは現役・浪人以外に『他』という括りがあるため。
理系編
学部 | 現役率(%) | 浪人率(%) |
理学部 | 76.5 | 23.5 |
医学部 | 75.8 | 24.2 |
歯学部 | 58.8 | 41.2 |
薬学部 | 79.1 | 20.9 |
工学部 | 69.4 | 30.6 |
基礎工学部 | 59.4 | 40.6 |
平均 | 69.2 | 30.8 |
医・医 | 65.3 | 34.7 |
医学部医学科については、個別に見てみました。
現役率が高い学部は?
現役率が高い学部について見ていきます。
1位:外国語学部 (79.6%)
2位:法学部 (77.2%)
昨年
1位:文学部(79.0%)
2位:外国語学部(77.1%)
1位:薬学部 (79.1%)
2位:理学部 (76.5%)
昨年
1位:薬学部(67.1%)
2位:医学部(63.7%)
文系だと外国語学部、理系だと薬学部がいつも現役率高めですね。
これは恐らく、女子比率と関係しています。
浪人率が高い学部は?
浪人率が高い学部について見ていきます。
1位:文学部 (25.5%)
2位:人間科学部 (24.8%)
昨年
1位:人間科学部(32.8%)
2位:法学部(31.4%)
1位:歯学部 (41.2%)
2位:基礎工学部 (40.6%)
昨年
1位:歯学部(51.9%)
2位:医学部医学科(44.8%)
今年は基礎工学部の浪人率が高めでしたね。
歯学部は去年に引き続き高い浪人率でした。
まとめ
阪大合格者の現・浪比率について見ていきました。
傾向としては、去年に引き続き、文系の方が現役率が高いことや、理系で歯学部の浪人率が高いことが確認できました。
去年と変わったところと言えば、全体的に現役率が上がっているところ(=浪人合格者が減っている。)ことや、その割に基礎工学部は浪人率が歯学部に匹敵するほど高くなっているなどが見られました。