平成30年度の入試はセンター試験の歴史にちょっとした事件が起こりました。
というのも、センター試験全教科満点をとった人物が東大(理Ⅰ)に出願したのです。
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センター満点受験生が東大を受験
東大受験にはセンター試験は全科目必要です。
英語に関してはリスニングは除きますが、それ以外はフルで必要です。
つまり理系の場合、英語/数学2科目/理科2科目/社会1科目/国語が必要ということになります。
平成30年度、つまり2018年度の東大理科一類にセンター満点(900点)の人物が出願しました!
東大レベルの場合、理系の受験生であれば数学理科(英語)が満点なのは珍しくはありません。(もちろん凄いですが)
しかし、社会と国語まで満点というのはなかなかいません。
特に国語は受験したことがある方ならわかると思いますが、量が膨大で設問も難しく、理系受験生にとっては一番の鬼門となる科目です。
理系で文系科目まで満点というのは、本当に驚異的です。
そういうこともあり、センター試験30年の歴史の中でも東大にセンター満点で挑んだ人物は皆無でした。
この人物は2次試験で何点取れば受かるのか?
2018年度の東大理Ⅰは最低点が319点でした。
東大は550点満点で、そのうちセンター試験は110点満点。
この人物は110点まるまる加わっているので、2次試験は209点取ればいい計算になります。
209点とは何%なのかというと、47.5%です。
2次試験で47.5%取ったら合格です。
この人物は合格したのか?
一番気になるのはこの人物の合否結果だと思いますが、調べてもわかりませんでした。
さすがに合格しただろうというのが大方の読みでしたが、東大2次で47.5%はそこまで簡単な数字ではありません。
落ちている可能性も20%ぐらいはあるのではないでしょうか。
誰なのか?
日比谷高校のサッカー部に所属していた男子生徒だそうです。
足が速く、科学五輪にも挑戦するなど文武両道だとか。
(出典:livedoorニュース)
合否は分かりませんが、これまでの歴史上、誰も成しえなかったことを達成したのは事実です。それだけでも凄い!
僕ならそうします。