私は大学生のときに、『講師』として大学~大学院で5年間ぐらい家庭教師の仕事をしていました。
お子様にマンツーマンで教えてくれる『家庭教師』という選択肢について検討されているご家庭や生徒さんも多いかと思います。
この記事では私が思う良い家庭教師斡旋会社を選ぶ方法について紹介したいと思います。
Contents
まず気を付けること
まず絶対に契約してはダメな家庭教師斡旋会社の特徴を書いていきたいと思います。
高い教材を販売していないか
まず一番初めに注意してほしいのは、高額商品を売らないかどうかです。
このような会社は真っ先に切って下さい。
分かり次第、サヨーナラです。
高額教材なんて一切必要ありません!
今の時代、書店に行けばわかりやすい参考書が安い値段で買えます。
わざわざ家庭教師斡旋会社の作った(もしは外注して作らせた)怪しいテキストを
購入する必要は全くありません。
あと、そういう会社には個人情報も渡さない方が良いです。
顧客から得たメールアドレスや電話番号、並びにお子様の年齢や親の教育熱などの有益な情報を、他社に売り渡す危険性が極めて高いです。
サポート体制は整っているか
家庭教師斡旋会社は、基本的に教師に丸投げです。
しかし丸投げの度合いに注意してください。
家庭教師にトラブルはつきものです。
『家庭教師に来てもらったはいいけどあまりパッとしない。』『子供が家庭教師の先生を嫌がってる』『遅刻や態度など、マナーがなってない』などのトラブルは、家庭教師を頼む場合は非常によくあります。
このような時に本部と連絡をとって、迅速に対処できるかどうか、
あるいは親身になって話を聞いてもらえるかどうかはとても重要です。
講師変更などに迅速に応じてくれないような会社は選ばない方が良いです。
登録している講師数は多いか
家庭教師を頼む時の最大のリスクというのが、家庭教師の質が悪いことです。
『来てもらったはいいけど、こいう全然使えないやん』
という事態が、家庭教師を頼む側としては一番困るわけです。
しかし、残念ながらこのような状況というのは、実際に多発しています。
それはそうで、家庭教師というのは基本的には大学生なわけです。
加えて、大学3回生や4回生などは就職活動や卒業研究などで忙しいことが多いため、
家庭教師の数としては圧倒的に1,2回生の学生が多いです。
必然的に、初めてするアルバイトが家庭教師というパターンが非常に多くなります。
そのため社会経験がなく、言葉遣いがなってない、遅刻や無断欠席などマナーや礼儀が著しく欠いている、授業が上手くない、あるいは家庭教師自身がそれほど勉強をわかっていない、などよくあります。
そのとき、別の講師に迅速に変えてもらえるかどうか、これが一番大切なことです。
迅速に変えてもらえるなら問題ありませんが、変更に時間を要するようならその期間が非常に時間の無駄で、またご家庭と家庭教師の関係も気まずい状況に陥ります。
そのような無用のストレスを抱えないようにするためには、やはり講師の登録数がある程度揃っていて、いつでも替えが効く斡旋会社が良いです。
また女の子をお持ちの親御さんだと、女性の家庭教師を望まれるケースが多いと思いますが、講師が足りず希望に沿えない場合も発生してしまいます。
高学歴な学生は多いか(大学生講師の場合)
社会人の場合、経験値がありますので学歴はほとんど意味ないですが、大学生講師の場合はある程度高学歴の学生の方が良いと思います。(関西なら関関同立以上ですね。)
理由は、自分がしっかり受験勉強した人でないと、そもそも勉強内容を理解できていことが殆どなためです。
高学歴のクセに勉強ができない学生や、コミュニケーション能力が皆無の学生も中には居ます。
なので安心はできませんが、それは普通の大学の学生にも言えますし、そういった学生の割合は偏差値の低い学生の方がむしろ上がります。
ホームページなどでよく確認する
家庭教師斡旋会社を選ぶ際はホームページをよく確認しましょう。
講師登録数や本部のサポート体制、料金など確認して大丈夫そうか確認してください。
伝統がある会社が良いと思います。
特に『東大○○の会』のような会社は比較的良い傾向にある印象です。