大方やや難ぐらいの問題を出すことで有名な阪大ですが、今年2020年度は『やや易』レベルの問題が並んだことで話題になりました。
阪大数学で最も簡単だったのでは?という考えも浮かびそうですが、少し昔にさかのぼってみると2005年も結構簡単でした。
皆さんはどちらが簡単だと思いますか?
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Contents
2005年阪大理系数学
問題
赤本の難易度評価
2005年度阪大理系数学レベル (from阪大理系数学15カ年)
大問 | 内容 |
難易度(A~D) |
大問1 | 3次関数のグラフと直線の交点の個数 |
A |
大問2 | 2つの数列が等しいことの証明(数学的帰納法) |
A |
大問3 | 4点から等距離にある点 |
B |
大問4 | 媒介変数で表示された曲線の通過領域 |
C |
大問5 | 微分法を利用した不等式の証明と面積、極限 |
B |
A:20分以内に解ける方針の立てやすい問題
B:20~30分で解ける問題で、標準的な考えで解ける問題
C:30~40分要する問題で、発展的な思考を要する問題
D:解答に40分以上要する難問
2005年度はAとBが並んでいます。大問4のみC。
私が持っているのは初版(15カ年)です。
感想
これは結構簡単ですね。
今の私でも殆ど方針に迷うことが無いですね。
(大問4の(2)(3)は今の自分にはちょっと難しかったかも。)
医学部医学科だと満点勝負でしょうね。
ちなみに大問4は良問ですね。
実数tの存在条件を基に解いていき適度に難しく、汎用性がありそうな問題です。
実数tの存在条件を基に解いていき適度に難しく、汎用性がありそうな問題です。
2005年と2020年どちらが簡単か?
私は旧課程の人間なので、2020年度の複素数平面の問題がどの程度難しいのかよくわかりませんが、2020年度の方がまだ難しいと思います。
久しぶりに受験数学を見た管理人の私が方針に迷う要素があまりありませんので・・
合格最低点は?
2005年度は合格最低点が高かったです。
理学部はその時950点満点だったのですが、最低点が660点ほどでした。
なので合格には70%ほど必要だった計算になります。
同じく数学が簡単だったと言われる2020年度ですが、さすがにそこまで高くはならないと思います。
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