名古屋大学農学部における各学科の合格最低点(得点率)の推移をまとめました。
それぞれの学科を比較し、統計的にわかることを考察します。
入りやすい学科or入りにくい学科についても検証。
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名古屋大農学部)最低点推移
名大農学部における3学科【生物環境科学科、資源生物科学科、応用生命科学科】の合格最低点推移を見ます。
合格最低点推移(2010から2019年度)
(表1)名大農学部(各学科)の合格最低点の推移(2010年~2019年)
年度 | 生物環境 | 資源生物 | 応用生命 | 最低点 学科 |
2010 |
1471 | 1460 | 1503 | 資源生物 |
2011 |
1432 | 1451 | 1473 | 生物環境 |
2012 | 1547 | 1579 | 1589 | 生物環境 |
2013 | 1395 | 1447 | 1477 | 生物環境 |
2014 | 1306 | 1325 | 1332 | 生物環境 |
2015 | 1435 | 1457 | 1461 | 生物環境 |
2016 | 1399 | 1417 | 1453 | 生物環境 |
2017 | 1457 | 1488 | 1485 | 生物環境 |
2018 | 1430 | 1444 | 1477 | 生物環境 |
2019 | 1416 | 1441 | 1448 | 生物環境 |
平均 | 1428.8 | 1450.9 | 1469.8 | 生物環境 |
標準偏差 | 58.2 | 59.2 | 59.6 | – |
黄色で示した部分がその年の名大農学部入試における合格最低点だった学科
学科ごとの最低点回数
(グラフ1)名大農学部(各学科)における最低点回数(2010年~2019年)
得点率(%)で換算
わかりやすく得点率(%)表示にしてみます。
(表2)名大農学部(各学科)の合格最低得点率(%)の推移(2010年~2019年)
年度 | 生物環境 | 資源生物 | 応用生命 | 最低点 学科 |
2010 |
64.0 | 63.5 | 65.3 | 資源生物 |
2011 |
62.3 | 63.1 | 64.0 | 生物環境 |
2012 | 67.3 | 68.7 | 69.1 | 生物環境 |
2013 | 60.7 | 62.9 | 64.2 | 生物環境 |
2014 | 56.8 | 57.6 | 57.9 | 生物環境 |
2015 | 62.4 | 63.3 | 63.5 | 生物環境 |
2016 | 60.8 | 61.6 | 63.2 | 生物環境 |
2017 | 63.3 | 64.7 | 64.6 | 生物環境 |
2018 | 62.2 | 62.8 | 64.2 | 生物環境 |
2019 | 61.6 | 62.7 | 63.0 | 生物環境 |
平均 | 62.1 | 63.1 | 63.9 | 生物環境 |
標準偏差 | 2.5 |
2.6 | 2.6 | – |
単位:得点率(%)
黄色で示した部分がその年の名大農学部入試における合格最低点だった学科
推移グラフ
(グラフ2)名大農学部(各学科)の合格最低得点率(%)の推移グラフ(2010年~2019年)
統計的に最も入りやすい学科
生物環境科学科
根拠
- 過去10年間で平均合格最低点(得点率)が62.1%と3番手。
- この期間、農学部において最低点が最下位だった回数が9回と最も多い。
生物環境学科は名大農学部の中で、最低点が低い傾向にあります。
逆に統計的に最も入りにくい学科
応用生命科学科
根拠
- 過去10年で平均合格最低点(得点率)が63.9%と3学科中で最も高い。
- この期間で最低点が学部最下位だったことが1回もない。
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