受験産業

【旧帝大/大学受験】こんな人は通信教育をやるべきではない【Z会・進研ゼミ】

通信教育は内容が練られており良くできた学習教材です。
テキストのクオリティは高く、東大を始め多くの実績も出しており、合格者の評判も高いです。
多くの受験生が旧帝大をはじめとした難関大学に、通信教育を使って突破してきました。
しかし、そんな進研ゼミやZ会などを利用しても、全く成績が伸びない生徒もいます。

このページではどういう人が通信教育で伸びないのかについて解説します。

Contents

通信教育で伸びない人の特徴

面倒くさがりな人

面倒くさがりな人は通信教育で学力向上を目指すのは難しいです。

面倒くさがりというのは、学校の宿題をよくサボるよく遅刻するコツコツするのが嫌い、というようなタイプです。(私がそうでしたが・・)

私は大学生のとき、家庭教師や個別指導講師をしていた際、色々なタイプの生徒を見てきましたが、こういうタイプは通信教育はあまり向かない傾向にありました。

通信教育は課題が毎月送られてきます。
この課題を自分でコツコツとやらないといけませんが、面倒くさがりな人は大抵こういうのが嫌いです笑
「やる気が出ない」などと言って、手をつけようとしないのです。

確かに、課題をコツコツとこなすのは、やってみるとかなり地味な作業です。
やったからと言って誰かに評価されるわけでもないですし、一回課題をやったからと言って急激に成績が向上するわけでは有りません

勉強に興味がない人

私が見てきた中で通信教育で成功しなかった子は勉強に興味がない人です。
絶対に挫折します。

『通信教育やってみたら勉強にハマりだすかも?』と淡い期待を抱いて申し込む親御さんが多いですが、まずやりません。ゲームばかりします。

基礎学力がない人

読解力と関連しますが、通信教育で成功するには一定以上の基礎学力が必要です。
地頭の良さと言い換えてもいいかもしれません。

通信教育は送られてきたテキストを自力で進める必要がありますが、これが中々難しい。
勉強に多少興味がある子でも、思うような成果がでません。

『自分にそんな能力あるかな?』『うちの子はそこまで賢くないかも』と疑心暗鬼になる人も多いと思いますが、その場合には、通信教育を始める前に、市販のテキストからスタートさせるのが無難です。

友達と一緒に勉強する派の人

友達同士、切磋琢磨して成長していきたいタイプの人も、通信教育ではモチベーションが上がりません。

通信教育は基本的に一人での戦いです。
唯一の仲間は『添削者』です。
結局、テキストを読んで理解し、問題を解くの繰り返しなので、孤独な戦いになります。

学校や予備校では、授業で出た宿題などの『共通の話題』である意味友達と盛り上がることができますが、通信教育にはそれがありません。
寂しくなってモチベーションが下がるかもしれません。

友達と切磋琢磨、先生に質問、教室の競争的な雰囲気、そういうのが好きなタイプはやはり”予備校”がおススメです。

まとめ

Z会や進研ゼミといった通信教育は、難関大学への合格実績もあるし、テキストも良質で、割と価格も良心的です。

しかし、完全に独学という観点からの難しさがあり、成功しない場合も多々あることに気をつけなければなりません。

(難関大受験)通信教育の紹介

第一位(難関大学向け)



旧帝大以上の難関大を目指す場合はZ会が適しています。
東大京大など、旧帝大以上の大学を熟知したスタッフがテキスト作成にあたっています。
何より合格実績が桁違いです。

合格実績(2018年度)
東大+京大+医学部医学科:約5000人
阪大や東北大などの旧帝大:各500名前後

東大/京大/阪大/旧帝大/東工大/一橋/医学部医学科

(※1)「Z会Leadway」というZ会のテキストを使ったオンライン授業サービスが始まりました。

第二位(中堅~難関向け)



進研ゼミは基礎から応用への橋渡しに最適と言われています。
Z会ではついていけるか不安という人は進研ゼミから始めてみるのが良いと思います。
合格実績についてもZ会には負けますがそれなりにあります。(東大+京大で約180人の現役合格)
また、私の同期の阪大生も何人か進研ゼミ出身者がいます。