大学生1回生の時にTOEICを受けて550点だった管理人が
3年後に受けたTOEICで830点まで上がった過程を書きます。
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TOEIC550点からの逆転
管理人は大学受験次点ではかなり英語が得意で下。
大学一年時点で英検準一級を所持していたし、センター英語は9割、阪大英語で8割取ったので英語には自信がありました。
そして、大学1回生のときにTOEICを受けたのですが、550点しかありませんでした。
英語が苦手な人からすると550点でも良い点数と感じる人も居ますし、会社でも割と英語頑張ってる人でもそれぐらいの点数の人ザラにいるので、特別低いというわけではありませんが、英語に自信があった私としては不満足な出来でした。
『受験英語ってその程度なんだな』ということを理解し、そしてここから伸ばしてやろうと決意するのでした。
多読多聴を行った
それからは、実用的な英語学習を意識しだしました。
そして行ったのが、『多読多聴』です。最近、NHKも多読多聴のテキストを出していたりして、少し話題ですね。
日常生活、ビジネスなどで必要な英語というのは、
- 相手の話を聴ける
- 文章を読んで判断できる
- 英語で発言できる
の3点が重要で、『和訳する』という能力は重要度から言えばかなり下がります。
結局、読解・聴解に関わらず英語を理解するためには、経験値が必須です。
その経験値を増す最も王道な方法が多読多聴なのです。
リスニングを重点的にトレーニング
特に英語リスニングは最も学習効率のよい方法でした。
結局のところ、”聴ける”ということは、読み手のスピードで英語内容を”理解している”ということに他ならないのです。
実際、聴解をしていくうちに、英文読解スピードも飛躍的に向上し、聴けるのなら読めるということを確信しました。
教材
教材は書店で買ったりもしましたが、あまりお金がなかったのもありインターネット上の無料教材を使用していました。
例えば、海外のニュースサイトであるVOAや、
最近割と有名なTEDなど、生の英語がインターネットに溢れているので活用していました。
問題は解かない
問題を解いたりは一切やりませんでした。
英語の問題というのは、文章が理解できれば必然的にわかるものなのだからです。
それよりは膨大な量の英語を読んだり聴いたりして、英語経験値を伸ばす方が、よっぽど重要だと考えました。
結局それで英語力は抜群に上がりました。
アメリカ人の家庭教師はGood
そんなこんなで多読多聴を繰り返していた管理人ですが、やはり同じことの繰り返しは飽きますので、
気分転換も込めて英語の家庭教師を頼むことにしました。
同時に、自分がどの程度英語力が上がったのか試したい気持ちもありました。
そして来てもらった英会話講師ですが、50代のおばちゃんでした。
割ときさくでいい人でしたが、日本語が一切分かりませんでしたので英語で話をするしかない状況に。
最初はかなりしんどかったです。
経験者は分かると思いますが、ネイティブの英語を
聴くというのはかなり英語力が必要です。
自分も始めたての頃は全く話を理解することができませんでした。
ニュースを聴いたり色々と勉強していたので結構ショックでしたね。
しかし、「聴けない」ことを理解したことで聴解の練習にも一層身が入ったのと
普段自分がリスニングにおいて無意識的にに無視しているところがわかったりして、よかったです。
やはり経験は重要だと感じました。
数か月するとそのネイティブのアメリカ人の話にも何となくついていけるようになりました。
日本語がわからない英会話講師は、本当に学習効果が高いです。
もう英語を理解するしかないという状況に追い込まれるので変な甘えが消えて、真剣になります。
TOEIC830点をとって嬉しさ半分と悔しさ半分
で、就活用も兼ねていよいよTOEICを受けることになったわけですが、受けてる最中に以前と比べて手ごたえがありました。
リスニングもかなりわかるし、リーディングも最後まで解くことができました。
多読多聴でリスニング力及び速読力がついていました。
結局830点とることができ、以前の550点から大幅アップしたことと就活でアピールできる材料ができたことで喜びました。
努力の結果が表れて嬉しかったです。