受験産業

【どちらがお得?】家庭教師派遣会社 VS 個人契約【真実のお話】

家庭教師をたのむ場合、有名な「家庭教師のト○イ」などの会社を通して依頼することが多いと思います。
しかし、もう一つ別の方法があります。それが『個人契約』という方法です。
会社を通さず、個人的に家庭教師と契約する方法です。
会社を通す方法個人契約、ご家庭にとってどちらがお得なのでしょうか!?

Contents

個人契約のメリット

料金が安い

個人契約の方が圧倒的に安い

既にご存知の方が多いかもしれませんが、個人契約の方が料金が安いです。
家庭教師のトライなどの会社に家庭教師を頼むと、だいたい半分ほど中間マージンとして
取られます。
一方、個人契約だと中間マージンがありません。

なのでその分、割安です。

私は講師として某会社でバイトしていた時、5割以上の中間マージンを取られたことを知った経験があります。

なので、金額的な観点から言えば、断然に個人契約がオススメです。

中高生の平均的な料金(講師が大学生の場合)
会社を通す場合:3500円~
個人契約の場合:2000円~

個人契約の方が講師が優秀

優秀な講師程個人契約へ

会社に所属すると言うことは、中間マージンを会社にとられることを意味します。
講師側としても、本来自分に支払われるはずの給料が会社に取られるわけなので面白くありません。

特に、家庭教師の派遣会社というのは、特段何かやるわけではありません。
指導は95%講師任せで、会社はプランの説明などをするだけです。
そのため実際に指導している家庭教師は、日頃から不満が溜まっています。

なので、優秀な講師ほど独立して自分で顧客を獲得するようになります。

テレビ局から独立してフリーになる女子アナと同じ構図です。
もちろん、それができるのは実力があって、広告などの会社のサポートなしに顧客をとってこれる優秀な家庭教師だけです。

家庭教師に会社による差はない

家庭教師の会社は様々ありますが、所属している講師は同じだったりします。

つまり、A会社とB会社という家庭教師会社があったとしても、中身を見てみると同じC講師が家庭教師として働いていると言うことです。

実際私も、某大手家庭教師会社に登録しながら、一方で「家庭教師○○の会」や「阪大○○」などの家庭教師会社に同時に登録していました。

なので、会社による家庭教師の質には差がないのです。

そして重要なのですが、私は同時に、会社を通さずに個人契約として働いてもいました。

A会社、B会社、個人契約全て『私』という同じ講師・・・

私は料金によって指導で手を抜いたり等はしませんし、自分のパフォーマンスを変えるような器用なことはできません。

なので、不平等に感じるかもしれませんが、個人契約で私と契約していたご家庭は明らかに『』をしていたことになります。

トライが高いのは、CMなどの『広告費』が高いことに加え、『社員の人件費』も高額であることが理由です。

個人契約のリスク

ご覧の通り、家庭教師において会社を通すメリットはあまりなく、個人契約に圧倒的なメリットがありますが、個人契約ならではの注意しなければいけない点もあります。

講師変更におけるリスク

最も個人契約で注意すべきリスクは講師変更の負担です。

よくあることですが、家庭教師の方と生徒さんが合わない場合、講師の『チェンジ』をしたい場合があります。
やはり人間vs人間なので、合わない場合もどうしても出てくるでしょう。

また個人契約だからと言って、講師が100%優秀かというと、さすがにその保証はありません。問題講師が来てしまう場合も、当然考えられます。

会社を通していればセンターに連絡をするだけで、会社の方で変更を進めてくれました。

しかし個人契約の場合そうはいきません。
自分で講師に対して契約解除交渉を始めなければなりません。

親御さんの性格によっては、これが苦手な場合もあると思います。

講師に『では今後はその点に注意して授業を進めますので・・』などと食い下がると余計に面倒です。

毅然とした態度がとれるかどうか。
そこが個人契約を進める上で重要です。

総合的に考えた結果は

個人契約がオススメ

やはり家庭教師をしていた私は、斡旋会社より個人契約の方をオススメします。
理由は

  • 料金が比較的安い
  • 講師の質が高い場合が多い
  • 会社は指導に関しては何もしない(マージンだけ取る)

の3点が大きいです。

評判の良い講師があらかじめ分かっているなら、なおさら個人契約の方がおススメです。

大学生協を利用する方法

大学の生協の掲示板(インターネットや窓口)に掲載をご希望する手があります。
斡旋会社を通さないけど、比較的安全に良質の講師に来てもらうことができます。

例えば生協の掲示板に、

【医歯薬系の女性】
教科:物理
時給:2500円程度を希望、交通費実費

といった内容の張り紙を掲載して貰うことが可能です。
(生協のインターネットページに出る場合もあります。)

そして、家庭教師の質や人間性に不満がある場合、最悪、学生を大学訴えることも可能なのですし、素性も間違いなく明らかです。
なので様々な面で安心です。

まとめ

家庭教という手段は、1対1できめ細かい対応が可能な一つの有効な教育方法です。
家庭教師を賢く使うことで、生徒の成績を上げることにつながるでしょう。
もし『個人契約』で家庭教師をGETすることができれば、優秀な講師を低コストで活用することが可能です。

裏技:『オンライン講師』という方法

最近は、パソコンとインターネットを活用した『オンライン』による指導が始まっています。
1対1のきめ細かい指導と、低コストの両方を押さえた指導方法として注目されています。
有名所を上げると、①Axisオンライン ②Z会Leadway などがあります。

Axisオンライン

東大京大やその他旧帝大(阪大や東北大など)の学生が講師として活躍。
月額9,936(税込)からの指導という、低コストが売り。




オンライン家庭教師/個別指導 Axisオンライン

Z会Leadway




Z会が新たに始めたオンライン指導プランです。
教材として『Z会通信教育』のテキストをそのまま使用した授業システムです。

料金は月額24,800円(税込)と比較的高額ですが、『難関大対応』と銘打っている分、本格的な指導を期待できます。
他に『添削サービス』や『進学相談(面談)』などのサポートもついてきます。

一点気になるのは、講師はどのような人が担当するのか?という点に関してあまり情報がありません。
プロ講師なのが学生講師なのか。

恐らくどちらにせよそれなりにハイレベルな人物が担当するとは思いますが、始まったばかりのサービスなのでその点に関しては『よくわからない』のが実情です。

くわしくはこちら 【Z会Leadway】