志望校別対策

【2019年度】東大合格実績が多い高校ランキングと分析(私立or公立?関西or関東?)

学歴社会の最高峰である東京大学。その東京大学に多くの合格実績を出している高校はどこなのか?ランキング形式で見ていきたいと思います。

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東大合格実績ランキングベスト10

順位 学校名 区分 実績(人数)
1位 開成 私立 186
2位 筑波大学付属駒場 国立 119
3位 麻布 私立 100
4位 聖光学院 私立 93
5位 私立 74
6位 渋谷教育学園幕張 私立 72
7位 桜蔭 私立 66
8位 駒場東邦 私立 61
9位 栄光学園 私立 54
10位 久留米大付設 私立 50

進学実績の分析

関西vs関東

関西からはベスト10には「」1校のみでした。
つまり、東大進学には、開成筑駒麻布など、関東圏の有名進学校が強いことが分かります。

ベスト10からは外れましたが、西大和学園(42人)、甲陽学園(34人)、東大寺学園(27人)が実績を上げています。
関西圏で他に東大実績を上げられているのは、白陵高校ぐらいなもので、関西の高校は基本的には東大に「弱い」と言えます。

東大実績ベスト10
関西 関東
1校 8校
昔は西大和学園はあまり聞かなかったですが、今や東大進学実績で関西2位なのが凄いです。つまり、甲陽や東大寺より明確に上です。東大寺はここ数年は停滞気味です。

公立vs私立

ベスト10を見ても分かるように、1位の開成を代表に殆ど私立高校ばかりです。
2位の筑駒と13位の東京学芸大附属が国立で、11位の日比谷と15位の県立浦和が公立なのを除くと、20位までは全て私立です。

東大実績ベスト10
私立 公立・国立
9校 1校

ただし、20位ぐらいからは公立が目立ち始め、「岡崎」「旭川」「横浜翠嵐(すいらん)」「土浦第一」「札幌南」などなど、逆にほとんど公立で占められています。

学費の安い公立進学校を狙うのも手!

2019年度東大進学実績まとめ

基本的には伝統校が例年通り強く、「良く見る顔ぶれ」という印象が強かった2019年度でした。

東大には関東圏の進学校が明らかに強く、関西圏やそれ以外からは灘を除き有名校をもってしてもあまり進学実績を残せていないのも例年通り。

東大に関しては、基本的には私立が強いですが、ランキング20位以降になると意外にも公立校からの進学実績が多く、私立の超有名進学校に学費や通学の観点から進学が難しい場合は、公立狙いでも十分戦えることを示しています。