過熱する医学部入試の中で、とりわけ国公立大医学部医学科の人気は絶大です。
このページでは、そんな人気の国公立医医の中から、偏差値及びセンターランクを参考に、”最も難しいトップ10“を前期・後期日程それぞれ紹介します。
(参考:プレジデントFamily)
Contents
国公立医学部 最も難しいトップ10【前期日程編】
順位 | 大学名 | 偏差値(※) | センター得点率(※) |
1 | 東京大 | 80 | 94% |
2 | 京都大 | 78 | 93% |
3 | 大阪大 | 74 | 92% |
4 | 東京医科歯科大 | 72 | 92% |
5 | 九州大 | 70 | 90% |
6 | 名古屋大 | 70 | 89% |
7 | 東北大 | 69 | 91% |
8 | 千葉大 | 69 | 90% |
9 | 神戸大 | 68 | 90% |
10 | 京都府立医科大 | 68 | 90% |
※ 偏差値は2018年度駿台全国模試による合格可能性80%の値
※ センター得点率は、2018年度入試における合格可能性60%に相当する得点率(自己採点集計結果と合否調査を基に作成)
分析
東大理Ⅲと京大医医はダントツの1位2位です。
上位はほぼ旧帝大医学部医学科に独占されていますが、唯一『東京医科歯科大』が旧帝大に負けず4位にランクインしています。
一方、北海道大は旧帝大の一つでありますが、難易度ランキングではなんとトップ10外の16位付近となっており、これは岡山大や金沢大の医学部と同じ程度の難易度で、広島大や大阪市立大よりも下位になります。
また、千葉大や神戸大は、偏差値・セ得点率ともに高く、旧帝大医に匹敵する難易度であることがわかります。
国公立医学部 最も難しいトップ10【後期日程編】
順位 | 大学名 | 偏差値(※) | センター得点率(※) |
1 | 東京医科歯科大 | 75 | 96% |
2 | 千葉大 | 71 | 94% |
3 | 大阪大 | 70 | 91% |
4 | 名古屋大 | 69 | 92% |
5 | 奈良県立医科大 | 69 | 91% |
6 | 広島大 | 68 | 90% |
7 | 岐阜大 | 68 | 90% |
8 | 三重大 | 68 | 90% |
9 | 山梨大 | 66 | 89% |
10 | 浜松医科大 | 66 | 90% |
分析
旧帝大が名古屋大しかランクインしていないのは、それ以外の旧帝大が、後期日程を廃止してしまったことが理由です。
しかし、旧帝大の名古屋大は1位ではなく3位です。
理由は、名古屋大の後期はセンター試験と面接のみの評価で合否が決まるためです。
1位が東京医科歯科大と2位の千葉大は都心の立地やブランド力など、かなり高評価されていることが伺えます。
後期の医科歯科大はやはりかなりの高難易度です。
前期日程の東大や京大には及びませんが、前期日程の大阪大よりは偏差値・センター得点率ともに高くなっています。