旧帝大を狙う(穴場)

入りやすい旧帝大(理系編)_狙い目!

旧帝国大学とは全国に7校ある国立大学のことです。日本で有数の知名度と実績を持ち、文句なく日本を代表する大学と言えます。

  • 伝統・ブランド力・社会的評価
  • 資金力・設備
  • 人脈

などにおいて、他大学を圧倒している名実ともに日本を代表する学術機関と言えます。
この記事では、『本当に全ての旧帝大の学部学科が難しいのか?』『比較的簡単に入れるトコロはないのか?』などの疑問を解消すべく、偏差値や合格最低点を用いて、本当の合格難易度を調査しました!

はじめに

一般的な合格難易度については、
東京大学 > 京都大学 > 大阪大学 > 東北大学名古屋大学九州大学 > 北海道大学
などとよく言われます。
しかし、一口に北大と言っても学部学科がたくさんありますし、東大も理Ⅰ~Ⅲで難易度は全く異なります。
どの学部学科が入りやすいのか?という視点から考察しています。

予備校の偏差値ランキングでは不十分

一番簡単な旧帝大の学部学科が知りたければ、予備校が発表している「偏差値ランキング表」を見れば済む話じゃん、と思う人もいるかもしれませんが、
偏差値ランキング表はそこまで正確ではありません

なぜなら、例えば2017年の大阪大学の理学部において

  • 化学科:偏差値62
  • 数学科:偏差値60 (2017年・東進)

というように、偏差値上では化学科の方が数学科よりも2ポイントも偏差値が上でしたが
実際の2017年大阪大学の結果を見ると、合格最低点が、化学科が572点で、数学科が570点で、ほとんど変わりませんでした。(1000点満点中)
実際の入試では難易度の差はほぼなかったのです。

理系編

とは言え、全く参考にならないかというとそうでもないと思います。
ざっくりとした難易度判定には確実に使えます。

2018年偏差値

その結果、河合塾の偏差値ランキング及びセンターボーダー得点率によると、九大理学部・工学部の一部の学科北大総合理系あたりが旧帝国大学の中で最も入り易いということが推察されます。

最も入りやすそうな旧帝大は、九大理工系or北大総合理系に、ザックリと絞り込まれたのだ!

なのでこれらの学部について、より詳細に見ていきます。



比較方法

試験難易度

ちゃんと比較するなら、入試問題の難易度を考慮しないとダメですよね。
なぜなら、同じ合格最低点でも、東大単科医大のようなレベルの難易度を出すところと、琉球大学程度の入試問題のところでは、その意味合いが変わってくるためです。(当然ですがw)

なので北大と九大も、ちゃんと比較するなら試験問題の難易度を比較しないといけないのです。
で、もう結論を言ってしまいますが、だいたい同じくらいと言っていいです。

もちろん年度によってかわりますので一概には言えませんが、北大も九大も東大・京大(阪大)の入試問題と比べると明らかに軽量級ですし、どの科目もある程度基礎的な問題を含みます。
両大学とも、そこまで難しい問題が出ません。

北大と九大は、だいたい同じくらいの難易度の問題レベルと考えて、差し支えありません。

合格最低点による比較

というわけで両大学の難易度評価には、合格最低点を比較したいと思います。
試験レベルがだいたい同じなので、合格最低点が低い方が簡単ということになります。

九州大学(理・工)北海道大学(総合入試=理系)について、比較します。

ここで忘れてはならない重要なファクターは、『センター比率』です。
センター試験の割合が高い方が、合格最低点が高くなりやすいのはもはや常識ですね。

センターの方が2次より簡単なので。

しかし、九大(理・工)と北大(理系)では、センター比率がだいたい同じであるため、単純に合格最低点を比較するだけでいいです!
試験レベルも同じようなもので、センター比率もほぼ同じです!

シンプルでいいですね♪
北大と九大は入試問題難易度及び2次試験比率がだいたい同じなので、合格最低点で難易度を比較しやすい。

九大理学部生物学科が狙い目!

では、旧帝大の中でも偏差値的に低かった、九大(理学部・工学部)北大(総合理系)について、実際に合格最低点から難易度を比較してみたいと思います。

2015年度合格最低点の比較

2015年度北大九大合格最低点比較
2015年は、九大理学部生物学科が最も低くなっています。
少なくとも、九大の中では理学部生物学科がこの年は一番入りやすかったと言えます。

また北大総合理系との比較においても、かなり差を開けられています。
特にこの年の北大総合理系が試験問題が易化したというわけではないと思うので、少なくともこの年は九大理学部生物学科が旧帝大の中で一番入りやすかったのではないかと推定されます。
2015年度は圧倒的に九大理・生が旧帝大の中で入りやすかった!

2016年度合格最低点の比較

2016年度北大九大合格最低点比較
2016年は北大総合理系が最も低くなっています。
実はこの年は、北大の数学と化学がかなり難化したのでその影響があると思われます。

で。九大同士で比べるとやはり理学部生物学科が低いという結果になっています。

九大の工学部と理学部はセンター配点や2次試験問題が同じです。
なので難易度の比較は単純で、合格最低点を比較すればよいです。

最低点が低いので、理学部生物学科の方が工学部地球環境工学科簡単なことを示しています。

2017年度合格最低点の比較

2017年度北大九大合格最低点比較
この年も、九大理学部生物学科が最も低い得点率となっています。
なんと、この年の生物学科は、九大理学部で最も高かった数学科と比較して、50点以上も最低点が低いという結果でした。(1150点満点)

結論

偏差値合格最低点センター比率問題レベル等を総合的に判断すると、本サイト的には九州大学理学部生物学科が、旧帝大理系で最も入りやすい大学という結論になりました。

受験生は是非、検討してみて下さい。

しかし割と真剣に議論してはいますが、細部で『いや、この年はこの大学のこの学部だったぞ。』というのはでてくるかもしれません。

振り返りとして、今回の推定には、試験問題のレベルがほぼ同一であると言う仮定のもと、旧帝大の中で最も入りやすいのは九大理学部生物学科であるという結論が得られました。

ただし、試験問題が本当に同じレベルなのか?採点基準はどうなのか?といった問題もあるにはあるので、完全に正確とまでは言い切れません。

的外れということは全くありませんが、あくまで参考程度でお願いします。

でも九大の場合、理学部生物学科って何でいつも最低点低いんだろう・・
普通、生物系ってどちらかというと偏差値が高いことが多いのだが・・




実はもっと入りやすい旧帝大の学部があった!

これまでの結論で九大理学部生物学科が最も入りやすいという一応の終着点がでましたが、しかし、実のところ、総合的にみるとさらに簡単なトコロがあります。
それは・・ 北大水産学部です!

合格最低点の比較

2015-2017北大水産と北大総合及び九大理学部生物との比較

2015年~2017年にかけて、九大理・生北大総合理系、及び北大水産の合格最低点を比較したいと思います。

その結果が上のグラフなのですが、北大水産は北大総合理系に常に下回っています。
九大理・生とは2015年のみ九大が下回っていますが、その他は北大水産が下です。

ぶっちゃけ、北大理系総合≒九大理学部生物学科 ぐらいのイメージなので、北大理系総合よりも明らかに大幅に難易度の低い北大水産は、九大理学部生物学科よりも難易度は下だと思います。

【北大水産】
センターランクボーダー:4%
2次偏差値:55.0
(河合塾)
無視していましたが、実は偏差値的にも北大水産が旧帝大の中で一番下です。
なので名実ともに(?)、旧帝大で一番入りやすいトコロは北大水産だと思います!

まとめ

長くなりましたがまとめると

  • 旧帝大理系でもっとも簡単な学部学科は北大水産だろう
  • 九大理学部生物学科と北大理系総合も近い難易度
  • 詳細に比べると九大理学部生物学科が北大理系総合より、やや簡単な傾向

という結論になりました。
旧帝大は社会的信用も高いので、オススメです。
『できるだけ入りやすい所を狙う』というのも、立派な戦略だと思います。

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