志望校別対策

【受験】大阪大学の良いところ私見【進路】

阪大は大阪の国公立で、難易度もそこそこ高く、全国から志望者が集まる人気のある大学です。
この記事では、大阪大学出身の管理人が、私が思う阪大の良い所を上げていきたいと思います!

Contents

立地が良い


まず阪大は立地が素晴らしいと思います。
大学生活は、4年間もしくは院を入れると6年間もあるので、良い環境で暮らした方が良いです。
阪大のある豊中吹田は雰囲気がとても良く、人気のエリアです。

北摂地区にある

豊中キャンパス・吹田キャンパスは、大阪北部の『北摂地区』というエリアに立地しています。

ここら辺の地域は、教育水準が高く、町も落ち着いていて品があり、適度に緑もあるため、かなり人気の地区です。

よく大阪とは思えないと言われますが、それぐらい小奇麗で良いところです。

外国語学部も箕面市にありますが、箕面市も同じく北摂地区の一つなので、落ち着いていて良い環境です。

豊中(北部)や吹田は、中~上流という何となくのイメージがあります

また、それなりに都会に位置しているので、アルバイト先なども豊富です。

色々な都市と距離的に近い

阪大のある大阪府は、色んな場所の”中間地点”です。

大阪は兵庫と京都が隣にあるので、例えばちょっとお洒落な買い物がしたければ、神戸に行けばいいし、古都を観光したければ京都にもすぐ行けます。

私の知り合いは、歴史が好きで京都に1か月間ぐらい泊りで遊びに行ってました。(留年しました)

また、新幹線を使えば、名古屋や東京にも割と手軽に行くことができます。

大学の中には、恐ろしいほど周辺に何もないような所もありますが、阪大についてはバランスよくほどよい環境にあると言えます。

移動手段が豊富


キャンパスの周りには、移動手段もたくさんあります。

『電車』『モノレール』『バス(大学の無料バス含む)』『飛行機(伊丹空港がモノレールで一駅)』と、必要な移動手段は全て揃っており、移動には全く困りません。

大阪(梅田)・・・阪急電車で20分
京都・・・同じく阪急で1時間ちょっと
神戸・・・同じく阪急で1時間ちょっと

家庭教師のアルバイトも電車で十分移動しやすいです。
また、同じ理由で就活もしやすい環境です。

東京や名古屋などへのアクセスも良いです。
地方の学生が苦労する中、阪大生はかなり恵まれていると思います。

知名度と評判が良い


阪大の知名度は関西では抜群です。

入試では名大や東北大といった『旧帝大』と呼ばれる大学と一括りにされがちですが、関西では「阪大」というとそれなりに評価して貰えます。

関西での評価で言うと、京大はまあ別格で『天才』というイメージで、阪大は京大ほどではないけど世間的にはかなり『優秀』な部類であり、頭が良いと思われます。

神戸大がその次に来て、名大や東北大などは、もちろん一定水準以上の人は皆知ってますが、全体的な評価としては神戸大と同じくらいか、もしくは全く知らない人も割といるかなあ・・と言う感じです。

関西ではですが

総合大学ならではの人材の多様性


阪大は理系は理工系に加え医歯薬系が揃っており、また文系も法経文など主要な学部があり、さらには外国語学部まで増えました。

そのため、阪大には本当に多種多様なバックグラウンドを持った人材がいてます。
なので、自分にはない能力を持った学生に、いくらでも会うチャンスがあります。

例えば、文系の人でも、パソコンに興味を持てば基礎工学部の情報学科の人と友達になることもできるし、理系でも英会話能力を上げたいと思えば、英会話サークルに入ればレベルの高い学生はいくらでもいます。

実際、阪大には『超域博士プログラム』みたいな分野横断型の成績優秀者向けのプログラムもあります。

そういうところが理系単科大学の東工大とはまた別の、阪大の良さであると思います。
一橋とも違います。

留学生が沢山いる!


阪大は全国でも教育水準の高い大学なので、海外からも留学生が集まってきます。

研究室に配属になれば、留学生と英語で話す機会もあると思います。
会社には居れば、今や海外とのやり取りは必須なので、そのための良い訓練になると思いますし、それ以外にも異文化に触れる楽しさがあると思います。

私がいた研究室にも欧米から来た綺麗な子がいました。
そういうこともあるので、英語は勉強しといた方がいいですよ!

科研費配分額第3位

阪大は日本でも有数の大学ですが、それは科研費の配分額を見ても明らかです。
1位が東大、2位京大、3位が阪大です。

表. 2017年度科研費分配額
順位 大学名 分配額
1 東大 168億5392万円
2 京大 103億7785万円
3 阪大 82億6029万円
4 東北大 75億3675万円
5 名古屋大 56億7490万円
6
九州大 56億2063万円
7
北海道大 47億5740万円
上位7大学全て旧帝大ですね

これが何を意味するかというと、潤沢な資金のもと研究ができるということです。

研究はぶっちゃけ金がなかったら何もできません。
必要な試薬を買うこともできないし、満足な装置を組むことも、測定することもできません。
特に理系の研究にその傾向が顕著です。

なので、良い研究をするためには資金は必要不可欠ですが、阪大は国内第3位なので、概ね良い環境にあると言えると思います。

もちろん研究室によって変わったりもしますので、本気で研究者を目指す学生は、教授の優秀さなども精査する必要があります。

まとめ


ざっくりですが、阪大の良い所をまとめました。
基本的に旧帝大で日本3番手の大学ですので、資金面などは充実しています。

加えて、豊中吹田にキャンパスがあるため、立地の観点からも素晴らしいと思います。

周りに美味しい店もあるし、遊びにもいけるし、バイトもできる。
おまけに周囲からの評価も悪くない。

学生生活を送るのに、十分な環境だと思います。