生物

物理 or 生物どちらを選択するべきか!?

大学受験の理科選択で悩む人は多いと思います。
管理人は生物選択ですが、非常に悩みました。
その理由は理科の選択が、大学受験と大学入学以降の人生の両方に関わってくるからです。
大学受験も終わり、社会人になった今高校生が選択する『物理』と『生物』どちらが正解
なのかを考察したいと思います。

必要な記憶量に関して

生物と物理、必要な知識量はどちらが多いと思いますか?
それは、圧倒的に生物です。

単純な用語の暗記だけでなく、
論述問題や考察問題に対応するための細かい知識、
知識同士の有機的なつながりの把握、
教科書から逸脱する内容の学習など、
難関大の生物では覚えることが大量にあります。

恐らく、物理の5倍ぐらいあると思います。

一方、物理はというと覚えるべき内容は運動方程式やオームの法則などの
公式を覚えることがメインで、後は現象の正確な理解と
論理的思考や物理学的思考が重要になります。
とにかく覚えることが少ないのが物理の特徴です。

『生物は暗記』でないと主張される方がいらっしゃいますが、
どう考えても暗記のウェイトは高いです。
(もちろん意味もわからずやみくもに丸暗記することではありません。それだと0点です。)

記憶量・知識量の観点から言うと、
暗記が嫌いな方は、物理を選択すべきと言えます

生物選択者は不利なのか

生物選択者は物理選択者と比べて不利なのではないか!?
そういった噂が聞こえてくることがあります。
もしそうなら「生物は選択すべきじゃない」ということになりますが果たしてそうでしょうか?

・神戸大以下の生物は割と簡単

だいたいの目安ですが、神戸大以下ぐらいのレベルの大学の生物は比較的簡単です。
教科書の内容に沿った極めてオーソドックスな内容が出題されます。
そういった問題はコツコツと努力すれば「誰でも」解けるので非常に楽です。

生物の難しさというのは、知識量の膨大さとともに、考察問題の難解さ
に起因しますが、
標準問題オンパレードの神戸大以下の大学なら
生物は全く不利にはなりません。
それどころかアドバンテージにすらなり得ると思います。

→生物を選択するべき

・最難関レベルの生物は確かに難しい

一方、東大を始め、京大や阪大あと九州大などの旧帝大は例年ハイレベルな問題を出題しています。
長文の考察問題や、深い知識や文章力などが必要な論述問題など一筋縄ではいきません。
また教科書範囲外の問題もザラに出題されます。

これらの問題全てに解答することは難しいですが、
7割以上取ることが目標なら不可能では有りません。
(管理人も阪大生物は本番ほぼ7割でした。生物が簡単な年ではありません。)
なぜならいくら難しいとはいえ、標準問題もそれなりに含まれているからです。

難関大生物は100点取るのは難しいですが、手堅く合格点を取るのが目標なら
不利にはならないと思います。
しかし相当の努力は必要です。

→生物と物理どちらを選んでも可

大学で役立つのはどちら?

大学入学後に役立つのは物理だと思います。
生物も役に立ちますが、どちらかというと生物は独学がしやすいため、
大学で初めて生物を学ぶ人でも割と問題なくついてこれます。

しかし物理は生物より独学が難しく、
中には大学の物理で挫折してしまう人も居ます。

化学系などの学部では、実は結構物理の知識を使います。
熱力学や量子化学などで高校物理と関連しますし、
光などの波動性の話題も普通に出てきます。

→なので大学入学後を見据えた科目選択というのなら
物理を選択すべきです。

総括

トップ校以外、生物は結構ラクです。
理科に興味がある人なら、内容的にも面白いですし、問題もそこまで難しくありません。
神戸大以下ぐらいの志望校なら、生物でも全然問題ありません。

しかし、上位校になると、生物は学習の負担が大きいのは事実です。
旧帝大上位校で生物を選択する場合、かなりの知識量が要求されますし、本番の問題は意味不明なほど長文で複雑な考察問題を解かなければなりません。
また論述量も半端ないです。

阪大などでたまにある生物が簡単な年以外、満点は不可能と言われていますね。
とは言え、生物は知識でどうにかなる側面があるのも事実ですので、40点でいい!という人は戦略的に生物でも可。笑

大学入学以降の話になると、役に立つのは物理です。
もし、『生物と物理どちらも興味ない』という場合は、物理を推薦します。

しかし、物理が難しくて全く分からないという場合は、やはり生物をオススメします。
理由は、繰り返しになりますが、知識でどうにかなる側面があるためです、