医学科

【国公立・私立医医】医学部に強い高校ランキング【現役・浪人】

医学部医学科合格者数に関する高校別ランキングです。
小中学生の将来なりたい職業ランキング2位(2018年)など、常に人気の職業である医師。
しかし医学部医学科は東大理Ⅰ(理Ⅱ)に匹敵するほどの難易度。
入学は容易では有りません。

そんな医学部医学科合格者の多い高校とは?ランキング形式でまとめています。
参考になれば。

参考:医学部進学大百科(プレシデント)

国公立医学部医学科ランキングトップ10

大学受験のトップ層が集う医学部医学科。
医者というステータス、収入、安定などが多くの受験生を惹きつける面があると思います。
中でも国立医は難関で、同世代上位1%ぐらいの人でないと合格できません。

現役合格ランキング

国公立大学医学部現役ランキング
1位 灘(私立) 23.6%(52人)
2位 久留米大付設(私立) 19.4%(37人)
3位 愛光(私立) 16.0%(37人)
4位 北嶺(私立) 15.6%(19人)
5位 東海(私立) 15.5%(66人)
6位 甲陽学院(私立) 15.1%(32人)
7位 ラ・サール(私立) 14.8%(35人)
8位 桜蔭(私立) 13.2%(31人)
9位 広島学院(私立) 12.7%(20人)
10位 白陵(私立) 12.6%(22人)

やはり、などの名門が多いですね。
桜蔭は唯一の女子高です。(ちなみに32位にも女子高から豊島岡女子学園がランクインしている。)
4位の北嶺高校という北海道の高校は今まで知りませんでした。
全校生徒122名なので少数精鋭のようですね。

現役・浪人総合合格ランキング

国公立大学医学部現役・浪人総合ランキング
1位 久留米大付設(私立) 40.8%(78人)
2位 灘(私立) 37.7.4%(83人)
3位 ラ・サール(私立) 32.2%(76人)
4位 広島学院(私立) 29.3%(46人)
5位 東海(私立) 28.4%(121人)
6位 愛光(私立) 26.4%(61人)
7位 北嶺(私立) 26.2%(32人)
8位 甲陽学院(私立) 25.5%(54人)
9位 東大寺学園(私立) 25.0%(54人)
10位 白陵(私立) 23.6%(41人)

特筆すべきは、1位の久留米大付設。何と浪人合わせると4割が国立医学部に進む。
桜蔭はトップ10ランク外(16位:17.9%)でした。あまり浪人をしない校風なのでしょうか。女子という理由もありそうです。
人数が一番多いのは東海高校で121人です。ただし東海は“医学部対策”は行っていないと言います。
生徒の自主性に任せており、特に医学部専用の授業などは行っていないそうです。

私立大学医学部医学科ランキング

次は私立大学の医学部医学科ランキングです。
私立大学も慶應医を筆頭に、難易度はかなり高いです。
医者になってしまえば医師は医師ですので、学歴はさほど重要では有りません。
そのため医学部医学科は私立であろうとハイレベルです。
ただし学費が国立よりもかなり割高なのもあり、難易度は国立より多少下がる傾向にあります。

現役・浪人総合合格ランキング

国公立大学医学部現役・浪人総合ランキング
1位 海城(私立) 65人
2位 桜蔭(私立) 60人
3位 豊島丘女子学園(私立) 57人
4位 聖光学院(私立) 56人
5位 白百合学園(私立) 52人
6位 雙葉(私立) 36人
7位 開成(私立) 35人
8位 渋谷教育学園幕張私立) 32人
9位 洛南(私立) 29人
9位 暁星(私立) 29人

注)合格者数のランキング

意外に、灘(9人)や久留米大付属(10人)はランク外です。。
桜蔭は言うまでもなく、豊島丘女子学園とか白百合学園とか私立医医が多い女子高は、親が医師である生徒が多いのでしょう。
あと雙葉(ふたば)高校もですね。この4校全て東京です。

まとめ

国公立大学医学部医学科はやはり全国区の進学校が強いです。
灘は2割以上が現役で医学部医学科ですので、割合として相当多いですね。
私立医については灘などの上位校でもそれほど多くはないのが驚きでした。